上海科技館がVRプロジェクトの国際オンラインセミナーに参加

　国際的な科学会場との協力・交流を深め、上海科学技術館のバーチャル展示技術を向上させるため、上海館協力交流室、科学技術館展示教育センター、自博展示教育センター、天文展示教育センターのスタッフ12名が2022年4月7日にVRプロジェクトに関する国際オンラインセミナーに参加した。

　タイ国立科学技術博物館が主催するこの会議では、英国グラスゴー大学コンピューターサイエンス学部のジュリー・ウィリアムソン博士を招き、「メタバースとは何か」というテーマで基調講演を行い、バーチャルリアリティや没入型テクノロジーの事例、博物館分野への応用について紹介した。オーストラリア国立科学センター、日本未来博物館、台湾科学技術館、シンガポール科学センター、韓国国立科学博物館の参加者を募り、4月下旬にVR展示デザインに関するオンラインワークショップを開催する予定である。本イベントは、当館のVR展示デザインおよび博物館におけるVR技術の応用に関する理解をさらに深めるためのものである。