オスロ大学の学生が上海科技館でインターンシップ・交流を実施

2025年4月から6月にかけて、中国国際人材交流基金会の「国際青年人材来華交流プロジェクト（CEPプロジェクト）」の特別基金の支援を受け、ノルウェー・オスロ大学数学・自然科学学院の博士課程生4名が上海科技館に招かれ、インターンシップ・交流を行いました。インターン生たちは、中国の研究者と共に動物学や生態学の分野で深い協力を行い、生物多様性保護の研究や生態モニタリング手法の革新など、多くの成果を得ました。また、文化体験を通じて、中国での忘れがたい探究の旅も経験しました。

インターン生たちは、複数の学術討論会に参加するとともに、上海天文館や自然博物館の収蔵庫、各種実験室などを訪問し、古生物標本の作製・保護や野生動物のモニタリングなどの技術手法を体系的に学びました。指導教員のもとで古生物標本の複製作業に深く関わり、収蔵品のデジタル化技術を理解するとともに、上海科技館の特色ある動植物標本の保存体系について体系的な認識を深めました。また、外国人インターン生たちは浦東、崇明、金山、奉賢などを訪れ、複数回の野外調査を実施しました。ヤンツーアリゲーターの生息地モニタリングや都市緑地の生態評価などの現地活動を通じて、都市化と生物多様性保護の分野における成熟した実践や経験を学びました。