「天文館の未来―新時代における天文館の発展」国際シンポジウムが開催
2024年は国際記念天文館誕生100年にあたる。天文館の展示、教育、研究の国際交流と協力を促進し、新世代天文館の革新的な発展を探索するために、11月13日から16日まで、上海科学技術館が組織した「天文館の未来—新時代における天文館の発展」国際シンポジウムが上海天文館で開催された。11カ国と香港・マカオ・台湾地域から60人余りの天文分野の専門家が会議に参加し、新時代における天文館の発展の新しいモデル、協力の新しい考え方を共同で検討した。
シンポジウムは基調報告と特別テーマフォーラムの2大部分に分かれた。基調報告のコーナーでは、国内外の天文業界の大物4人が報告した。特別テーマフォーラムは、「天文館展示システムの革新的な発展」「教育機能の多次元応用」「天文館全館の建設が社会発展を推進する重要な意義」という3つのテーマをめぐり、検討を行った。会議に参加した代表はまた中国科学院上海天文台の上海天文博物館と天馬65メートル電波天文観測基地を訪れ、上海天文台の歴史と現在の発展を考察し、了解した。