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中華古代天文の精華を示し、上海天文館は「天下」臨時展示を打ち出し

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中国古代天文学の発展成果と特色をよりよく示すため、2025315日、上海天文学館はオリジナル展「天下中国人が見た星空と国」を打ち出した。展示は中国古人特有の「天、地、人」という三者関係から出発し、中国古代天文学体系の重要な特色に対する入念な整理を通じ、模型展示品を結合し、シーン再現、インスタレーション及びマルチメディアなどの方式で、古人の星空に対する理解と応用、及び天文学と中国伝統文化との関係を共同で示した。

 展示は「礼」「極」「観」「器」「暦」の5大部分に分かれている。「礼」は中国古代の最も重要な礼儀文化の特質と天文学との密接なつながりを述べ、「極」は古代天文学の北極を中心とした特徴とそれに基づいた古代星空体系を説明し、「観」は中国古代の豊富な天象観測記録を示し、「器」は古代天文学観測に使われた計器装置を展示し、「暦」は数千年にわたって伝承された中国暦法と時間制度を表現した。

 展示面積は約800平方メートルで、内容は中国古代天文学の精華特徴をカバーしている。展示場所は上海天文学館B 1階の臨時展示ホールで、展示は無料であるが、入館には上海天文学館の入場券を購入する必要があり、展示期間は2025315日から61日まで。