第241回上海科学普及講座が成功裏に開催、物理学の巨匠と共にブラックホールの謎に迫る

6月7日午後、第241回上海科学普及講座「私と一緒にブラックホールへ」が上海科学技術館の講堂で盛大に開催されました。今回のイベントでは、イタリアの理論物理学者でループ量子重力理論の主要な創始者の一人、サイエンス作家のカルロ・ロヴェッリ(Carlo Rovelli)教授を特別講師としてお招きしました。講演開始前には、上海科学技術館の館長・倪閩景氏よりカルロ・ロヴェッリ教授に上海サイエンス講座の名誉記念トロフィーが授与されました。
ロヴェッリ教授の科学普及書『7つの簡単な物理講義』は世界で100万部を突破し、40以上の言語に翻訳され、国内外に多くの熱心なファンを持っています。彼は分かりやすく美しい言葉で、重要な物理理論や最先端の科学の進展を一般の人々に紹介することに長けています。彼は観客に、宇宙にはブラックホールが存在し、その数は非常に膨大であることを伝えました。これは現代科学における最も驚くべき発見の一つかもしれません。彼は分かりやすく詩的な表現で、これらの奇妙な天体の驚くべき特性を解説し、ブラックホールの内部やその周囲で起こっている神秘的な現象を紹介しました。また、ブラックホールに関する未解決の重要な問題や、科学者たちがそれらにどう取り組んでいるかについても、会場の観客と共有しました。ブラックホールを通じて、ロヴェッリ教授は観客を現代物理学の最も魅力的な分野——一般相対性理論や量子力学など——へと誘い、世界への理解をより深める機会を提供しました。240名を超える観客が参加し、積極的に質問したり、専門家と直接交流・討論したりすることで、科学の巨匠の魅力を間近で体感しました。
上海科学普及講座は中国でも影響力のある科学普及の拠点として、これまでに295回のイベントを成功裏に開催し、国内外のトップ科学者489名を招いて講演を行い、オンライン・オフライン合わせて延べ3920万人以上が参加し、広範な社会的影響力を築いています。