上海自然博物館の科普チームが2025年雲南省科学技術週間イベントに参加
2025年5月27日、2025年雲南省科学技術活動週間と科学技術従事者の日イベントが雲南省保山市でスタートした。深圳・上海・雲南の科学普及協力をさらに深化させるため、上海自然博物館(上海科学技術館分館)の科学普及チームは雲南省保山市で開催される今回の科学普及イベントに招待された。科学普及パフォーマンスと科学普及マーケットを通じて、一般市民が間近で科学技術の魅力を感じ、市民の科学的素養を高めることを目指している。
科技週間の開幕式で、最初のサイエンス・ショーとして、上海自然博物館の科学普及チームはオリジナルの科学実験ショー「新・荘周夢蝶」を披露した。熱演を通じて、観客を「荘周が蝶の夢を見る」物語に引き込み、夢か現かわからないようなストーリー展開の中で、蝶の虹色にきらめく光の変化を目撃させた。劇中の科学的解説を通じて、その背後にある物理構造と光の相互作用の原理を理解させた。
その夜の「科学の夜」サイエンスイベント会場では、上海自然博物館のブースの前に、イベントに参加する学生や保護者たちがたくさん集まっていた。子供たちは、鳥の巣の貯金箱作り、昆虫世界のカモフラージュの達人立体カード、さまざまな動植物のカード塗り絵などの活動に自ら参加することで、自然科学の神秘を理解するだけでなく、自然生物に対する強い興味をかき立てられた。
今回のイベントは、上海科技館が「一帯一路」構想の全面的なサービスを提供し、上海と雲南の両地域のイノベーション資源の共有と連携を積極的に推進するための重要な取り組みでもある。将来、上海科技館はさらに、多彩な科学普及講座、科学パフォーマンス、実験授業などを提供することで、科学技術の革新と科学普及の強化を図り、科学知識の広範な普及と深い理解を促進し、青少年の科学的視野を広げ、地域住民の科学的素養を高めていく。