、干支動物ドキュメンタリー映画『馬到成功』が北京国際映画祭に登場
2025年4月21日、中国科技館が主催する第15回北京国際映画祭の科学技術映画ユニットにおいて、上海科学技術館が企画に参加し共同制作した世界初の干支動物をテーマにしたドキュメンタリー映画『馬到成功』が、中国科技館のIMAXシアターで特別上映会を開催し、今回国際映画祭で最も注目を集める主要作品の一つとなった。
この映画は、上海科技館が中央電視台や新疆青少年出版社などの機関と協力し、BBC『ブループラネットII』『フローズンプラネットII』の総合プロデューサーであるマーク・ブラウンロー氏率いる国際的なトップクリエイティブチームを結集。四大陸六ヶ国に渡り、最も代表的な6種の馬を撮影したものである。この映画は、8歳のモンゴル少女ジュラと彼女の競走馬「トゥライ」の成長物語を通じて、世界中の6種類の馬の生命の叙事を紡ぎ出し、馬のスピード、忍耐力、勇敢さ、忠誠心、自由さ、そして霊性を表現するだけでなく、「天人合一」の東洋的知恵を巧みに織り込み、十二支文化の国際的な表現を実現している。
上海科技館は、映像企画の初期段階から「中国の伝統的な十二支文化をグローバルな生態叙事体系に組み込む」という核心理念を打ち出し、創造性、芸術性、科学性、教育性を兼ね備えた国際的な伝播のパラダイムを構築することを目指している。この映画はIMAXスクリーン、4Dアクション、ドームスクリーンの3バージョンを展開するだけでなく、テーマ別教育パッケージ、科学図書、テーマコンサート、NFT、インタラクティブ展示、ショートビデオマトリックス、科学ボードゲームなどの関連コンテンツも開発し、全国の科学館ネットワークに向けて「鑑賞―学習―インタラクション」の三位一体を実現する体系的な教育リソースを提供している。
この映画は2026年元旦に全世界同時公開される。