臨時展

「時間の物語」展

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2018年上海科技祭の重要なイベントの1つである「時間の物語」展は2018年5月16日から8月15日まで上海科技館臨時展覧ホールで公開される。本展は「時間」のテーマを選び、「時間を振り返る」・「時間を感じる」・「時間を測る」、「機械時計の秘密を探る」という4つのパーツを通し、観客に時間に関する物語を語る。宇宙の時間がいかに開始したか、時間がいかに我々の世界を築いてきたかから、違う時間の尺度に発生する奇妙な現象と自然万物の特別な周期まで至る。また、人類がいかにその文明発展の長い過程の中で時間を認識してきたかを教える。人類の先祖が季節の規律で作物を植えることから原子周波数で測る時間研究の重力波まで至り、人類は進歩する物理学を通してさらに精密な時間を測って運用する。本展はプロジェクター、インタアクティブ装置及び時計実物の陳列を利用し、観客に多次元の時間物語を展示する。観客は宇宙の誕生から機械時計の内部構成に至るまでの科学内容を体験し、その後ろに隠されている科学のルールを知ることができる。

 

 中国科学院上海天文台が本展のために水素メーザー原子時計の実物を、上海光機が天宮2号の宇宙ステーションに使った空間冷原子時計の模型を提供した。この2つの高精度原子時計は上海の科学研究者たちの心血であり、上海デザインと上海製造のシンボルである。今回の展覧で展示される国内外60余台の精巧で美しいクラッシク時計の実物は嘉定市安亭鎮人民政府が提供された。これらの時計は全て時計収蔵家の李大来さんが安亭県政府に寄贈したものである。展品の種類が多くの分野に触れている。ダヴィンチ時代の振り子時計から20世紀中葉の音叉時計に至るまで、時計が時間を測る機械として違う時期での主な特色を表現した。