上海自然博物館新館オープン10周年を記念し、自然系博物館の未来発展トレンドに関するシンポジウムを開催

2025年4月18日、中国博物館協会、中国自然科学博物館学会、上海市科学技術委員会の指導のもと、上海自然博物館（上海科技館分館）が主催する「百年の伝承 共に未来を語る」自然類博物館の未来発展同行研討会が上海で開催された。国内外の博物館界、科学技術界、教育界から140名以上の専門家や学者が一堂に会し、業界の長年の実践経験と革新的な成果に焦点を当て、グローバルな専門家の知恵を結集した。自然博物館が新時代において果たすべき使命と革新的な発展の道筋について共同で議論し、自然系博物館の持続可能な発展に向けた最先端の理論的裏付けと多様な実践的アプローチを提供した。

当日はまた、上海自然博物館の新館が一般公開されてから10周年の記念日でもあった。10年間、上海自然博物館は累計で1942万人以上の来場者を迎え、31万点以上の自然史コレクションを収蔵した。14の教育ブランドと5000以上のオンライン・オフラインの高品質な科学普及リソースを展開し、全メディアでの視聴者数は3000万人を突破。市内の319の中学校・小学校と館校連携を実施し、市民に愛される人気施設となった。

上海自然博物館は今回のシンポジウムを機に、「科学普及、文化継承、国際協力」という使命をさらに深化させ、人と自然の関係に対する新たな解釈方法を積極的に模索し、人と自然が調和して共生するグローバルな発展の新たな枠組み構築に貢献していく。